フランスにレモン祭りがあるらしいけど、どんな感じの祭りなんだろう…？
今回は、こんな疑問にこたえるため、フランスのイタリア国境に位置するマントンで開催されるレモン祭りの紹介です。
レモンが有名でイタリア国境の近くに位置するコートダジュールの街、マントン/ Menton。このマントンは２月にあるレモン祭り・カーニバル/ Fête du citronで有名となっています。
このレモン祭り・カーニバルはニースのカーニバル、モナコのF1に並んでコートダジュールの３大イベントの１つのようです。このレモンやオレンジで作られるモニュメントを見るために毎年３２万人以上がこのマントンを訪れます。
今回はこの２０１８年のレモン祭りの様子についてお届けです！
Contents
マントンのレモン祭りとは
2018年で８５周年を迎えたこのレモン祭りは歴史は１８９５年まで遡ります。
レモン祭りが開催される２月中旬～３月上旬はフランスやヨーロッパではカーニバルシーズンです。そこでホテルの経営者たちが市に街を活性化させるためにパレードをしてはどうかと提案したことから始まります。
そこで伝統的なカーニバルに沿ってイベントが始まるようになります。
1929年にマントン出のレモン生産が世界一となったため翌年からパレードにレモン、またオレンジが登場するようになります。そして1934年にマントン市がレモン祭りを開始。
現在では世界に知られるレモン祭りとなり年々観光客も増えている状況です！
数十年前よりカジノの前にある広場、Jardins Biovèsにレモンやオレンジを使ったモニュメントが展示されるようになり、このモニュメントのテーマは毎年変化します！
2018年のテーマはまさかの「ボリウッド」でした！しかしこれがインドの雰囲気をレモンとオレンジで表現できているというのが驚きでした。
マントンレモン祭りの公式HPはこちら。
フランス観光局の紹介ページはこちら。（日本語）
2018年のレモン祭りの様子
カジノ前の入口よりチケットを購入して入場ができます。
もはや入口から普段では味わえない雰囲気が漂っていました。この異国にさらに異国の雰囲気を足した、この場所は何だったのでしょうか…。
入場料は12ユーロです。オンラインで購入すると2ユーロお得の10ユーロで購入ができます。
入ってからも雰囲気がスゴイとしか言いようがなかったです。
この広場はインドですが、両サイドにはフランスの建物があるのでこのミスマッチ感も楽しむことができます。
モニュメントの下にもレモンとオレンジが敷き詰められています。
マントンのレモンは大きいといわれているのですが確かに大きかったです。
巨大モニュメントが続きます。
周りの人と比べるとこのモニュメント達がいかに巨大かがわかります。
こちらも巨大です。顔と手で大仏の雰囲気を出せているので表現力がかなりあります。
仏で大仏を見るとは思いもしませんでした。
乗り物もあります。今にも動き出しそうなモニュメント。
インドらしいレモンとオレンジの建築と背景は図書館です。やはりこの空間だけはインドのようです。
周りの輪の表現力。意外とレモンとオレンジでボリウッドも悪くないものです。
コブラを操ります。
ここまで歩くとこのレモンとオレンジはターメリックか何かに見えてきます。しかし匂いはオレンジ、レモン。不思議！
こちらは立体感が出てよい作品。
道路を跨ぐので臨時の橋が設けられています。
ここからは広場を見渡すことができるのでここでの写真はオススメです！
この高さからとってもガネーシャの存在感は異常です。この配置はいい感じですね！
こちら実際に曲も流れていました。もちろん何を言っているのかは全然わかりませんがインドそのものです。
こちらもサルの鳴き声が実際に響き渡っていました。朝9時頃に周りを散策していたころから鳴き声が聞こえていたのではじめは本物のサルを展示しているのかと思っていました。笑
最後はこちら像と建築物です。こちらも立体感がスゴイ作品でした。
この奥には搾りたてのオレンジジュースが販売されていたりお土産屋さんなどがありました。
またこのように実際にレモンとオレンジを輪ゴムで金網に結ぶ体験もできます。いずれのモニュメントもよく見ると輪ゴムで固定してあるのがわかります。
しかしあれだけのレモン、オレンジを引っ付けるとなるとかなり時間がかかりそうですね…。
最後に
今回はマントンのレモン祭りの紹介でした。
毎年テーマが変わるので毎年でも訪れてみたい、そう思うお祭りです。
今回残念ながら日程が合わなかったためカーニバルには行くことができませんでしたが、カーニバルもよいようなのでカーニバルと合わせて観光もオススメです！
またマントンの旧市街も楽しい場所です。レモン祭りやカーニバルと合わせてどうぞ！
ぜひ、オレンジとレモンの街マントンを訪れてみてください！
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