フランス

【フランス】リヨンの秘密の庭「ジャーダン・ロザ・ミール」の見どころ・行き方まとめ

かもさん

リヨンにすごい庭があるみたいね!そこにどうやっていくか知りたい!

今回は、こんな疑問に答えるため、リヨンの秘密の庭、ジャーダン・ロザ・ミールの見どころ・行き方についての解説です。

美食や金融の街として有名なリヨンの観光地と言えば、まるでイタリアの雰囲気を持つといわれる旧市街やフルヴィエールの丘、またクロワルースの丘などなど。

今回はそのクロワルースの丘の坂道側ではなく、クロワルースの丘の病院近くに存在するリヨンの隠された秘密の庭「ジャーダン・ロザ・ミール」というお庭の紹介です!

最近はSNSなどでも紹介・拡散され人気が上がってきているリヨンの隠れた名所です!

ジャーダン・ロザ・ミールの概要

ジャーダン・ロザ・ミール(フランス語:Jardin Rosa Mir)はクロワルースの病院近くにあるお庭です。

フランス典型的な家に囲まれた中庭にあたる場所の一角に庭があり、まさにこの一角だけが異空間に包まれています。

こちらのお庭の名前は石工職人ジュール・セニス・ミールさんの母の名前から来ています。1951年のスペイン戦争から亡命してきたジュール・セニスは後に癌になり、闘病生活を送ることとなりました。

その闘病生活を支えてくれた母絵の感謝の気持ちから彼は20年の歳月をかけこの庭を作り上げました。

ジャーダン・ロザ・ミールは小さなお庭で倒れやすいものも多いので1度の入園者数が限られています。また土曜日しか空いていないことや最近のSNSの拡散によって訪れる人も多かったです。開園とほぼ同じタイミングで行くとほとんど並ぶことはありません!

写真で見るジャーダン・ロザ・ミール

4月から再び再開するこちらのジャーダン・ロザ・ミール。4月のフランスは十分暖かく花もきれいに咲く時期…。そしてフランス人も外にピクニックに出かける時期でもあり、このジャーダン・ロザ・ミールも混雑します。

ちょうど私が訪れたのが4月の後半で天気が良い時期でした。14時開園なので15時にジャーダン・ロザ・ミールへ行ったのですが、すでにこの人数。100人程度並んでいました。

日陰もあまりなく、ヨーロッパの直射日光にやられるので日焼け対策や暇つぶし方法を考えておくと良いと思います。フランス人はサングラスをするだけで日焼け対策はあまりしていない様子でしたが…いつも通りですね!

さてこちらのジャーダン・ロザ・ミールは小さなお庭になるのと、倒れやすい・壊れやすいものが多いこともあって、1度の入園者が15名程度です。私は1時間半程度並んでようやく入ることができました!

お庭に入って少し見学した後にこちらの写真に写っている方からこのジャーダン・ロザ・ミールの説明が聞けます。

この説明はフランス語であるのでフランス語が分からない方はそのまま見学していてもよいとは思いますが、狭いので自由に動き回れることはできないと思います!

外の並んでいた場所からは想像できない中になっていて、壁には色の違う石が敷き詰められ、牡蠣や貝殻なんかも敷き詰められていたりします。

海のないリヨンにいながらこれらの貝に囲まれ、上から見えるリヨンの一般的な建物とのギャップが面白いポイントの1つとなっています。

お庭なので植物も植えてありますが、こちらもリヨンというよりスペインやフランス南部を思い出させる植物が多くなっています。

一つ一つ丁寧に植えられてます。装飾はもろいので人数制限があるのも仕方ないなーと思えます。

真ん中の通路にはサハラ砂漠などでみられる砂漠のバラも見ることができます。日本にいたらあまり見る機会のないこの砂漠のバラ、結構大きくて形も複雑なのでつい眺めてしまう石。

見学が終わったら螺旋階段より上に行って全体を見渡すことができます!

下からは見ることもできないところにも植物が植えられていたりし、丁寧に管理されているのがよくわかります。

最後に

今回はジャーダン・ロザ・ミールの紹介でした。

手が込んだお庭でしかも無料で入れるということでリヨンの観光の際にもぜひ行ってほしいこのジャーダン・ロザ・ミール。土曜日しか空いていませんが、土曜日にほかのクロワルースの観光地と合わせたい巡ってみたいですね!

ぜひ晴天の時期に行って変わった空間を楽しんでみてください!

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kitokito
京都在住のkitokitoです。フランスのリヨン、ストラスブール、またドイツのフライブルクの在住歴あり。地理ネタや旅、写真が大好きで、ヨーロッパや京都でよく写真を取りに出かけています。 かもは食べてしまいたいほど愛しているので、当ブログには頻繁に出演してもらっています。笑
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