GoodNotes5でノートを取り始めたけど、何かコツってないかなー?
今回は、こんな疑問に答えるため、GoodNotes5での講義・授業ノートの取り方のコツを紹介します。
GoodNotes5はノートアプリだけでなく、アプリそのものとしての人気がすごく有料アプリランキングで常にトップにいるアプリです。
今回は、そんなGoodNotes5を使用したノートの取り方のコツを紹介したいと思います。
大学で講義・授業ノートを取るとは
まず、ノートをなぜ取っているのかを押さえておく必要があります。詳しくは以下で書いたので、ぜひ参考にしてみてください。
一言で要約すると、見返した「未来の自分が理解できる」ようにするためです。授業を聴いている時は理解しているつもりでも、やっぱり人間はすぐ忘れちゃうので、未来の自分が理解できるかが大切です。
GoodNotes5の使い方
GoodNotes5のノートをとるコツの前に、そもそものGoodNotes5の各機能や使い方を知っておくと役に立ちます。
こちらも、以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
GoodNotes5でノートをとるコツ
それでは、GoodNotes5でノートをとるコツを見ていきましょう\( ・ω・)/
…といっても、手書き入力の場合は、紙のノートと似ていることもあれば、デジタルならではなこともありますので、応用して見てくださいね。
1. 色の役割を決めておく
筆者はペンの色に役割を持たせ、ノートを素早く取れるようにしていました。
例えば…
- 黒色:授業の内容、ポイントなど全般
- 緑色:先生の口頭での説明、あるいは雑談のメモ
- 青色:自分の感想、あるいは授業と全く関係ないメモ
このように役割を決めていました。赤色は、赤色だけが目立ちすぎるのを嫌って、「黒」、「緑」、「青」の三色に落ち着きました。
先生によっては、雑談が多いこともしばしば。全く関係ないことも多いですが、雑談がそのまま授業の内容に関連することもあります。興味深いことを話していると思ったら、「緑」でノートをとるようにしていました。
そして、青は「感想」と「ふと浮かんだ雑念」をメモする色です。
例えば、他の自分の持っている知識をメモで関連付けたり、ノートの端っこに「今日、○○忘れない」、「●●の定義確認」などとメモをします。このメモすることで、頭から雑念を消すことができるので、結構おすすめだったりします。(別のタブにメモ用のノートを作るのもおすすめです。)
どの色にどんな役割を当てるのかは自由ですが、とりあえず、色の役割は便利です。
(赤は小中高で重要な箇所を示すのに使いすぎて、そこにしか目が行かなくなっちゃうので、使うのをやめました。)
2. 大見出し(タイトル)やアウトラインをつけておく
1つに講義で1つのノートとする場合、ヘッダー部分に必ず大見出しをつけておくようにするのがおすすめです。
ヘッダー部分には、その授業の日付、内容等を記載します。
また、できたらGoodNotes5の機能の「アウトライン」を利用して、目次を作成しておくのがおすすめです。
アウトラインには名前をつけることができるので、授業の回数、内容等を記載しておくと後々楽です。
アウトラインはサイドバーで確認することができます。かなり便利なので、ぜひ使用してみてください。
3. 小見出しをつけておく
先生によりますが、話があっちこっちに行ったりする先生もいます。自分がどこにいるのかを見失わないために、ノートには「話の内容の小見出し」をつけておくと安心です。後から見返しても、わかりやすくなります。
例えば、政治学で、権力の話をしていると「権力について」などと小見出しを書いておきます。
例えば、筆者は「○」を小見出しのマークとして使用していました。大きな「○」を小見出しとし、以下で箇条書きをする時は「・」でOKなので、書きやすくもなります。
4. よく使う語彙の略語を決めておく
これはノートを素早くとるためのもので、よく使う語彙の略語を決めておくと楽です。紙の場合、どうしてもノートをとる速度が落ちるので、マイルールを作ってみるといいかもしれません。
接続詞などは、役割が分かれば良いので以下のような外国語、もしくは記号で置き換えていました。
また、と、そして | et (フランス語でのand) |
したがって、要するに、つまり | donc (フランス語でのso, therefore) |
あるいは | ou (フランス語でのor) |
例えば | e.g) |
AであるならばB | →、⇨ (数学での含意) |
結果、結論 | ∴ |
なぜなら | ∵ |
あるいは、授業でよく出てくる語彙は、自分にわかる省略で書いていました。
例えば、「自由主義」→「自由S」、「民主主義」→「民主S」などのように、「主義」を「S」に置き換えるなど。
これらは、その場ではすぐに書けて、かつ後で見返した時に意味がすぐわかるものなので、このようにしても特に問題はありません。記号が小さくなると文字と強弱もついて良い感じです。
またデジタルなので、あとで書き直しが簡単にできるのもいいですね\( ・ω・)/
5. 文字認識できる程度に丁寧に書く
GoodNotes5は手書きの文字も文字として認識し、テキストデータに変換することや、その手書きテキストを検索することも可能です。
単語だけ覚えているけど、ノートの場所がわからない時などに「検索」できちゃいます。なので、GoodNotes5が文字認識できる程度には丁寧に書いてあげるのが、後々楽です。
6. 関連資料の扱いをどうするかを決めておく
配布資料などもあると思いますが、その扱いをどうしておくかを事前に決めておかないと乱雑になってしまいます。
例えば、レジュメなどに空白が多ければ、レジュメなどに直接記入して、ノートと関連資料そのものをくっつけてしまうこともできます。
あるいは、視覚的な資料が多い場合、それをスクリーンショットし、講義ノートに貼り付けて記入していくなどが挙げられます。
これは授業の形態にもよるので、どれがノートを取りやすく、また後から理解しやすいかを基準に決めてみてください。
まとめ
GoodNotes5で講義・授業ノートをとる時のコツは以下でした。
- 色の役割を決めておく
- 大見出し(アウトライン)をつけておく
- 小見出しをつけておく
- よく使う語彙の略語を決めておく
- 文字認識(検索)できる程度に丁寧に書く
- 関連資料の扱いをどうするかを決めておく
ノートは、あくまでも自分の理解のためのものです。綺麗に作成することよりも、未来の自分が見返して理解でき、さらには友人にも説明ができるようなノートが理想です。
ぜひ今回紹介したコツを自分流にアレンジして大学の講義・授業ノートを作成してみてください\( ・ω・)/
ちなみに筆者は授業に合わせて、Evernoteのみや、紙に変えているので、そちらのコツも参考にしてみてください\( ・ω・)/