リヨン近郊に、まさにカオスな美術館があるんだって!?
フランス第二の街、リヨン。リヨンは美食、金融、絹の街としてフランスでも存在感を出し、旧市街はイタリアを思い出させるような街並みが広がる、フランスの中でもかなり平和な街、リヨン。
しかしリヨン郊外のとある小さな町ではそれは一変。そこには「カオス!」と叫んでしまいそうな美術館、カオスの館/La demeure du chaosがあるのでした。
今回は名前からカオスな、カオスの館/La demeure du chaosの紹介です!
カオスの館/La demeure du chaosの概要
カオスの館/La demeure du chaosの館はリヨン郊外の町、モンドール/ Mont-d’orにあります。
- 名称:La demeure du chaos
- 住所:17 Rue de la République, 69270 Saint-Romain-au-Mont-d’Or, France
- 公式HP:こちら(フランス語)
- 開館時間:14時30分~18時30分(4月~9月)、14時~17時(10月~3月)
- 開館日:土曜日・日曜日
- 入館料:無料!
アクセス
モンドールの町はリヨンの交通機関、TCLのバス43が通っています。バスは1時間に2本ほどです。以下、リヨンから行く場合です。
- メトロ(TCL)D線の終点、ヴェーズ駅(Gare de Vaise)よりバス43に乗車、サンローマンソントレ(St Romain Centre)で下車後徒歩1分(所要時間20分ほど)
切符はリヨン交通機関共通の切符でOK!
片道1.90ユーロ(2018年8月現在)です。バスで購入できますが、その場合は2.20ユーロになります。
リヨンの交通機関TCLはアプリでの検索が非常に便利です。ぜひアプリで検索して向かってください!
写真で見るカオスの館/La demeure du chaos
一番初めに断っておきますが、カオスの館/La demeure du chaosのあるモンドールという町は平和そのものです。
しかしカオスの館/La demeure du chaosだけがカオスにカオスを足してさらにカオスを掛けてしまった美術館になっています。
正面
モンドールを歩いていると突然現れてくるカオスな壁。フランス人の助けなしでも、ここがカオスの館/La demeure du chaosであるということがすぐにわかります。
ここに麻原彰晃も描かれているカオスぶり。
正面から満足できそうなほど、カオスでごちゃごちゃしている見た目。前の建物はどうなっているのかすらわからないほど。
この美術館のいたるところにある巨大ガイコツもお出迎え!このガイコツが一番マシに見えます。
ヘリコプターも墜落しています。どこから持ってきたこのヘリコプター!
安倍総理は何かつかれた表情をしていますが…
犯人はきっとこの方です。「もしかして安倍総理、眠い?ダイジョーブ!もうミサイル撃たないから!Hahaha」
UFO専用駐車場!
カバ専用駐車場!!!
美術館の園内
正面だけでおなかいっぱいになるインパクトがありますが…、お庭にもカオスな世界が広がっていました!
SFの映画に登場しそうな機械の巣。この隣には機械のドラゴンもいたので、きっとここからも機械のドラゴンが生まれます。
ガイコツが沈みかけている血の池。カオスでかっこいい!
鉄骨がこのように並ぶとまさにカオス。
カオス。
フランスで有名な飛行機産業。それが墜落しているということは…かなりの皮肉ですね!
飛行機の墜落現場からはエントランスとその奥に広がるまさに平和な世界を一望できます。
こんな静かな小さな町に広がるカオスな世界。不思議でたまらない!
カオスな写真展
園内の建物の1つでは写真展も開催されています。私が行った時の写真展はモノクロでした。
内装はシンプルで何もない空間が広がっていますが、何かカオスな写真展があります。
1枚のみだと、何かを表した絵、写真となると思いますが、組み合わせることで、何か狂気を覚える作品へ早変わり。
最後に
まさにカオス!なこのカオスの館、いかがでしたでしょうか。
かなりカオスですべてがインパクト大。どこを切り取ってもカオスで絵になる写真も撮影することができます!
「私は発狂する予定がある!」
ぜひこのカオスの館/La demeure du chaosで発狂するような世界を体験してみてください!