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【フランス】鷹の巣村の代表格!コートダジュールのエズの行き方・見どころまとめ

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こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。

今回はコートダジュールの村の1つでニース、またはモナコからバスで簡単に行くことができる日本人にも人気の鷹の巣村のエズについてです。

崖の上に位置し、一番高い植物園から見渡せる地中海は絶景です!

 エズの概要

ニースやモナコの中心部に位置するこの鷹の巣村エズは人口約3000人という小さな村です。

村は中世のような街並みを残しており、まるで迷路のように広がる道は散歩するだけで十分楽しめてしまう村です。

SNCFのエズ駅からエズ村までは地図上では僅か数kmしか離れていませんが、歩いていくとなると90分はかかります。というのもエズ村や他のコートダジュールに位置する昔ながらの村では切り立った崖、山付近に村を築いたため、歩いていくには遠回りになるからです。

この特徴から日本語では「鷹の巣村」と呼ばれ、中でもエズはこの鷹の巣村の中でも代表的な村になっています。

また自転車ロードレースのパリ~ニースの終盤においてこのエズを通過することでも知られています!

エズへの行き方

オススメの行き方はニース、もしくはモナコよりニース周辺の交通公共機関、Lignes d’azur(リニュダジュー)のバスを利用することです!

ここで紹介しているLignes d’azur(リニュダジュー)の使い方はこちらで詳しく紹介しています。

ニースからエズへ行く方法

ニースからエズ行きは以下があります

Line 82:ニースVauban(ヴォーバン)駅よりEze Villageで下車。約30分。

Line82の時刻表はこちら。

Line 112:ニースVauban(ヴォーバン)駅よりEze Villageで下車。こちらも約30分。

Line112の時刻表はこちら。

Line 82の方が本数が多いため乗りやすいと思います。

また希望する時間がなかった場合、またSNCFのエズ駅で下車する場合はこちらで行くことができます。

Line 100: ニース港(Le Port)駅よりマントン(Menton)行きに乗車。その後Eze Gareで下車後、Line 83でEze Vilageで下車。

SNCFでEze Gareまで行く場合はそのままLine 83に乗ってEze Vilageで下車してください。

Line 100の時刻表はこちら。

Line 83の時刻表はこちら。

Line 100の本数は多いですがLine 83は多くないので乗り換え時間に気を付けてください。

モナコ・マントンからエズへ行く方法

マントンから直接エズへ行くことはできませんがモナコや途中の駅を経由することで行くことができます。モナコに着いてからモナコからエズまでの行く方法と同じ方法で行くことができます。

モナコからエズへ行く方法は以下があります。

Line 112: モナコにある4か所のバス停より乗車後Eze Vilageで下車。

Line 112 の時刻表はこちら。

Line 112は本数がとても少ないので前もってバス停を確認しておくとよさそうです。

Line 100: マントン(Menton)、もしくはモナコの各バス停よりニース港(Le Port)行きに乗車。その後Eze Gareで下車後、Line 83でEze Vilageで下車。

SNCFでEze Gareまで行く場合はそのままLine 83に乗ってEze Vilageで下車してください。

Line 100の時刻表はこちら。

Line 83の時刻表はこちら。

Line 100の本数は多いですがLine 83は多くないので乗り換え時間に気を付けてください。

SNCFのエズ駅から歩いて行く方法

ちなみにEze Gareより歩いてエズまで行く際はニーチェの道という道を歩いて登ることができます。かなりハードで人によりますが1時間以上かかることもあるので時間に余裕がある場合、もしくはバスを逃した際にぜひ歩いてみてください。

地形的に地図上では遠回りしている気分になってしまいます。そのうえエズの村その村が全く見えず不安になることもありますが、登頂時の達成感と景色は格別です。

エズの街並み

バズ83番でエズ駅から15分もかからずエズ村に行きました。

こちらがエズ村の全体図です。

エズや他の鷹の巣村は基本的に南に建物が集中します。これは天候が影響し、南にある太陽に向かって家が作られています。この家は北や北西に背を向け、主に冬の風から守られるようになっています。

右の橋に続く道沿いにバス停があります。

またバス停のすぐ近くにはお土産屋さんと観光案内所が設置されています。観光案内所にはエズの地図は見当たらなかったのでこちらの全体図を参考に散策してみてください!

エズ自体は小さいのでこの全体図がなくてもほとんどまわれます!

敵からの侵入を防ぐ役割を果たす壁とそこの近くを通れる通路。エズはこういう細い道がメインです。

画像手前の四角いくぼみからは外がのぞけるようになっています。まさに中世。

エズの中腹から駐車場側です。

エズの旧市街でも山の斜面に沿って建築物があることがわかります。こちらの方は少しでかい建物が多いです。

このような道が続きます。このような道が好きなので気が付いたら、

こういった曲がり角の写真や、

こちらの曲がり角の写真ばかりでした。

細くてくねくねしているのでいる場所がわからなくなることがありますが、メインとなる道を進むと入口に戻ることができます。

またお店などのほかに村には教会もあります。

見た目は普通の田舎にあるような教会です。

外観でイメージしていた内装とは違った内装になっています。

装飾も豪華な装飾となっていますし、メインの旧市街よりは人が少ないのでかなり静かな教会を楽しむことができます。

頂上の植物園

エズから眺める地中海はまさに絶景なのですが、エズの頂上にある植物園から見る地中海が一番絶景です!

他の通路同様こちらの植物園の入口もなかなか狭くなっていました。

こちらの熱帯植物園は入場料が6ユーロ、学生は3.5ユーロです。また12歳以下の子供は無料です。

植物園のHPはこちら。

http://www.jardinexotique-eze.fr/

こちらが植物園の全体図。頂上付近をぐるっと一周することができます。

…おそらくこの植物園に入るほとんどの方が景色目当てに入ると思います。

しかしこちらの植物園ではサボテンが多く植えられていたり日本にはあまりない植物もあるので是非植物も見てみてください!笑

植物のほかに頂上の遺跡に加え、いくつか女性の像も設置されています。

こちらは遺跡ではなく、ジャン・フィリップ・リチャードというアーティストの作品です。

詳しくはこちらのHPをご覧ください。(英語)

http://www.richardsculpteur.com/sculptures-d-exterieur-amenagement-jardins.php?idfamille=1

さて、植物園です。この植物園は解説がしっかりしているので読んでみると面白いです。

歴史や植物に関することがフランス語に加え、英語でも書いてあります。

この看板の順番に沿って巡ると良い感じにめぐることができます。

教会よりの高い位置にあるので教会が見渡せます。

反対側は地中海があります。結構な崖になっています。そしてこの下では日光浴ができる場所があります。

私は冬に行ったので日光浴どころではありませんでしたが、夏はここでゆっくりできそうですね。

北側はサボテンではなく他の植物が多かった印象です。手入れが行き届いているので綺麗に保たれています。

どこから水が出てくるのかはわかりませんが小さな滝もあったりします。

北側は基本的に崖、崖、崖なので静かで少しひんやりとした雰囲気があります。

さてこの崖の上ですがここから見る地中海は…

ニースなどとはまた違った雰囲気の地中海を眺めることができます!

この風景はまさにコートダジュールでしか味わうことのできない風景です。

最後に

今回はニースやモナコから近い鷹の巣村のエズを紹介しました。

最後に紹介した風景だけではなく、村の雰囲気全体も楽しむことができる村です。

また芸術関連のお店が多かったです。眺めるだけでも充分に楽しむことができるので是非このエズ独特の雰囲気を味わってみてください!

 

kitokito
京都在住のkitokitoです。フランスのリヨン、ストラスブール、またドイツのフライブルクの在住歴あり。地理ネタや旅、写真が大好きで、ヨーロッパや京都でよく写真を取りに出かけています。 かもは食べてしまいたいほど愛しているので、当ブログには頻繁に出演してもらっています。笑
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