フランス語の単語を効率よく覚える方法はないかな…?
今回は、こういった疑問にお答えします。
フランス語にかぎらず、どんな言語でも、文法はある程度のレベルまでに来ると楽になって来ます。しかし、単語、この子だけはいつも最後に残ってきます。仕方ない子だ。
フランス語のレベルを上げるにつれて求められる語彙のレベルも高くなり、多くなっていくのが現状。ニュースやラジオを聴くために、もしくは学問に使うためにはこういった壁は乗り越えないといけません。
従来のように単語をノートなどに書いて覚えてもいいですが、今回はよりスマートに覚えれる方法を紹介です。
そもそもの単語を覚えるコツとは
単語を覚えるコツはただ一つ
何回もその単語に触れる!
何回もその単語に触れて反射的に答えることができたら、文章の中に出てきてもすぐに意味が分かると思います。日本語に置き換える必要すらないレベルまでに持っていけます。
そもそも人間は忘れる生き物なので忘れる前提で何回も触れます。また何回も触れるのでいやでもフランス語独特の綴りも覚えることができるようになります。
忘却曲線なんてものがよく紹介されがちです。しかし、あれは自分で管理するのはかなり大変です。
どうやって効率よく何回も単語に触れるか
しかし、どうやって何回も単語に触れていくのが良いのでしょうか。
もちろんノートに書き留め、何回も見るのでもいいでしょう。私も昔はそのような作業で覚えていましたが、先に単語の位置を覚えてしまうという元も子もない状態に陥りました。
その後、単語カードで対応するも、なにせ管理が大変。今度は見たい単語を瞬時に見れなくなりました。また作成の時間がかかります。
…その前に、ノートを開く、カードを取り出すという作業自体が私にはめんどくさいということに気が付きました。めんどくさがりの私は初動がとてもつらいもの。
ということで絶対毎日使うスマートフォンのアプリに頼ることにしました。めんどくさがりさんは合理的でもあり、効率化を図ろうとします。
それがこちらの『Anki』。iOSはなぜか3000円、android、PC版は無料。
スマートフォンのアプリ『Anki』であればタップのみで単語カードをめくることができ、私であれば1分間に7枚ほどの単語カードに触れることができます。
Ankiとは
Ankiは日本語の暗記から名前を取ったアプリで、暗記に特化したアプリ、ソフトです。
なぜかiOSだけ3000円で、android、PCは無料で利用できるアプリ、ソフトですが3000円を支払う価値は十分にあります。(私はiOSユーザーなので3000円で買いました。)
PC版で無料で使うのもいいのですが、スキマ時間にAnkiを使って暗記するのならやはりスマートフォンのアプリでやりたいところ。この3000円が高いかどうかは、あなた次第です。
このアプリは暗記に特化しているので、覚えていない単語は何度も何度も目にすることになりますし、覚えた単語の出現頻度は低くなるように設定されています。この作業は自動で行ってくれるので、私たちはその単語を覚えているかいないか、だけをタップで伝えるだけでOK。
Ankiの使い方はこちらを参考にして使っています。
また、最近ではYoutubeでもAnkiを取り上げる方が多くなってきています。効率的な利用方法をYoutubeで参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
Ankiを使って覚える例
私はiOSのAnkiを使って単語を覚えています。例えばこのpénétrer。
この単語の意味が分かったら画面をタップします。
そうしたら登録した意味、例文がずらりと出てきます。この意味、例文はスマホ辞書のプチロワイヤルからコピペして貼り付けたものです。
この単語の意味が分かれば右側をタップ、わからなかったら左側をタップすることで処理されます。
…たったこれだけ!単語カードをスマホに移し、より高速に回せるようにできるのがAnkiです。高速に回せて数をこなせるので単語に触れる回数が増え、また苦手な単語は頻繁に出現するので覚えやすくなります。
スマホでの辞書をすでに持っている場合は、より効率よく使えるアプリですが、PC版から同期することによっても単語を登録できます。
私は瞬時にわからなかった単語は基本的に登録しておいて目に触れることができるようにしています。
辞書を見ると知らない表現が意外に多くそんなものもどんどん登録しています。
最後に
今回は効率よく単語を覚えることができるAnkiの紹介でした。フランス語での学習によく利用していますが、英語でももちろん使えます。
また英語などの学習者が多い分野は他の利用者の単語帳をダウンロードできることもあるので単語の登録という手間が省けるようになります。…ですが覚えていない単語は人それぞれなので自分の単語帳をAnkiで作ってしまうのが一番手っ取り早いです。
スマホで利用される場合はぜひ辞書アプリと一緒に利用してみてください。メリットはこちらで解説しています。