リヨンでは切符を買わずに、クレジットカードをタッチして乗れるの? アプリも二つあるみたい。
リヨン中心部のTCLは、メトロ、トラム、バス、ケーブルカーを共通の切符で利用できます。短期旅行なら、券売機で買う再利用券か、対応する赤い読み取り機へ非接触型カードをタッチする方法が簡単です。
現在のTCLはゾーン制です。中心部の観光は主にゾーン1と2ですが、空港や郊外へ行く日は範囲が変わります。古い記事の一律運賃だけを頼りにしないほうが安全です。
リヨンのTCL、乗車方法を比較
| 方法 | 使い方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 再利用できる切符 | 券売機で切符と乗車券を購入し、灰色の読み取り機へタッチ | 現金や通常の乗車券を使いたい |
| 非接触型カード | 赤い読み取り機へクレジットカードを直接タッチ | ゾーン1と2を短期間移動する |
| TCL E-Ticket | Androidスマートフォンを灰色の読み取り機へタッチ | NFC対応Androidを切符にしたい |
| TCLアプリ | 経路検索、運行情報、物理カードへのチャージ | iPhoneを含むスマートフォン利用者 |
1回券とゾーンの考え方
1回券は選ぶゾーン数で運賃と有効時間が変わります。2ゾーンなら1時間、3ゾーン以上なら2時間が基本です。乗り換えと同じ区間の往復も、有効時間内なら認められています。
- 2ゾーン隣接:1.60ユーロから
- ゾーン1と2の非接触型カード決済:1回2.10ユーロ
- 全ゾーン:1回3.70ユーロ
- 再利用できる切符:初回0.20ユーロ、最大10回まで再チャージ
中心部だけならゾーン1と2で足りることが多い一方、郊外へ出る日は路線検索で通過ゾーンを確認します。料金表の最安値が、そのまま自分の旅程の運賃とは限りません。
非接触型カードでそのまま乗る
ゾーン1と2では、対応するクレジットカードやスマートフォン、スマートウォッチを赤い読み取り機へタッチして乗車できます。1回2.10ユーロで、1時間以内の乗り換えが可能です。
同じ日、同じ人が3回を超えて利用すると、通常日は6.90ユーロで上限に達します。観光中に何回乗るか分からない日でも、使った回数に応じて計算されます。
- 赤い読み取り機へタッチする
- 乗り換えでも同じカードを使う
- 複数のカードを重ねてタッチしない
- 検札でも支払いに使った同じカードを提示する
再利用できる切符を券売機で買う
券売機では、0.20ユーロの再利用できる切符へ1回券、10回券、24時間券などを入れます。切符は匿名で、同じ種類の乗車券を使い切るまで別の種類を入れられない場合があります。
- 券売機で言語を選ぶ
- 移動するゾーンと券種を選ぶ
- 新しい切符を買うか、手元の切符へチャージする
- 乗車前に灰色の読み取り機へタッチする
- 乗り換えでも再度タッチする
タッチは毎回必要です。定期券を持っている場合も、バスやトラムへ乗るたびに読み取ります。メトロ改札内で路線を直接乗り換える場合は例外があります。
二つのTCLアプリを使い分ける
| アプリ | スマートフォンの役割 | 対応 |
|---|---|---|
| TCL E-Ticket | スマートフォン自体が切符になる | NFC対応Android |
| TCLアプリ | 経路検索、運行情報、物理カードへのチャージ | iOS、Android |
E-Ticketは、購入後にAndroidスマートフォンを灰色の読み取り機へかざして使います。画面を点灯しNFCを有効にしておけば、アプリを開かずに読み取れる場合があります。
iPhoneはE-Ticketの切符としては使えません。ただし、通常のTCLアプリで経路を探し、対応する物理カードへ乗車券を入れる用途には使えます。
メトロ、トラム、バスの乗り方
メトロとケーブルカー
駅入口の読み取り機へ切符、スマートフォン、カードのいずれかをタッチします。改札内でメトロ同士を直接乗り換える場合は、通常は改めてタッチしません。
トラム
車内の読み取り機へ乗車直後にタッチします。降車時のタッチは不要ですが、別のトラムやバスへ乗り換えたら再度読み取ります。
バス
前方から乗り、車内の読み取り機へタッチします。バス車内で買える券種とゾーンは限られるため、中心部では券売機か非接触型カードを使うほうが簡単です。
よくある質問
クレジットカードで複数人分を払えますか?
TCLの非接触型カード決済は、同じカードで最大5人まで利用できる案内があります。人数分のタッチ方法と読み取り機の表示を、その場で確認してください。
乗り換えでも毎回タッチしますか?
はい。バスとトラムでは毎回タッチします。メトロ改札内での直接乗り換えは例外です。
iPhoneを切符として使えますか?
旅行日ごとに券を選ぶ
旧市街を徒歩で回る日、メトロとトラムを何度も乗り継ぐ日、空港へ行く日では必要な範囲が違います。旅程を朝・昼・夜に分け、乗車回数とゾーンを数えてから一回券と日数券を比べます。
| 旅程 | 候補 |
|---|---|
| 市内を一、二回 | 一回券を基準にする |
| 同日に何度も移動 | 日数券・回数商品と比較 |
| 二人以上 | 各自の有効な券または複数人条件を確認 |
| 郊外・空港方面 | 利用ゾーンと別運行を確認 |
非接触カードで乗る前に
- 対応ブランドと端末を確認する
- 一枚で複数人分になると思い込まない
- 同じカード・端末でタッチする
- 利用履歴と請求を後で確認する
- 予備の支払い手段を持つ
スマートフォンのウォレットと物理カードは、同じカード番号に見えても交通側では別の端末として扱われる場合があります。乗車と検札では、実際にタッチしたものを使います。
券売機で再利用券を買う
- 券売機で言語を選ぶ
- ゾーンと券種を選ぶ
- 枚数と利用者を確認する
- 支払いを完了する
- 券と領収書を受け取る
- 乗車前または乗車時にタッチする
乗り換え時も表示に従う
メトロ、トラム、バスを乗り換えるときも、必要な改札・読み取り機でタッチします。乗り換え可能時間や往復扱いは現行ルールを確認し、検札時に有効な状態を示せるようにします。
二つのアプリの役割を分ける
経路・運行情報を調べる用途と、券を購入・表示する用途を分けて考えると迷いません。出発前にログイン、支払い、券の表示まで一度確認し、現地で初めてパスワード再設定をしないようにします。
工事・運休の日
リヨンでは工事やイベントで路線が変わることがあります。乗る直前に公式運行情報を確認し、代行バスの停留所や迂回路を地図へ保存します。最終便に近い移動では、タクシー等へ切り替える条件も決めます。
検札・誤請求への備え
- 使用したカードまたは端末を提示できる
- アプリの券を電池切れなく表示できる
- 購入日時と券種を確認できる
- 二重請求は履歴と明細を保存する
- 不明点は公式窓口へ利用区間を添えて相談する
空港へ向かう日は別に確認
空港アクセスは市内の一回券と同じ条件とは限りません。出発ターミナル、利用交通、ゾーン、所要時間を旅行日に確認し、チェックイン締切から逆算します。
券の名前を覚えるより、その日の回数とゾーンを先に数える。TCLでも同じ考え方が使えるね。
ケーブルカーへ乗る日
フルヴィエール方面などケーブルカーを使う場合も、運行情報と券の有効範囲を確認します。工事や点検で代行バスになることがあるため、丘の上へ時間指定で向かう日は一本早く出ます。
子ども・大きな荷物と移動する
年齢別運賃、ベビーカー、自転車、大型荷物の条件は公式案内を確認します。階段の少ない駅やエレベーターのある乗り換えを選び、混雑時に無理な乗車をしません。
一日の終わりに利用履歴を見る
非接触カードやアプリで乗った日は、利用区間と請求を確認します。誤請求が疑われる場合に備え、使ったカード・端末、乗車時刻、路線をメモします。旅行後まで不明な履歴を放置しないようにします。
TCL E-TicketはAndroid専用です。iPhoneでは非接触型の支払いカードを赤い読み取り機へタッチするか、再利用できる切符を使います。
運賃と利用方法は2026年8月1日にTCL公式運賃案内、非接触型カード公式案内、公式アプリ比較で確認しました。旅行日のゾーンと運賃表示を優先してください。


