フランス

【フランス】ローマ遺跡の街!遺跡だらけのヴィエンヌおすすめの観光名所9選

かもさん

リヨンから一歩外にでて隣町のヴィエンヌに行ってみたいんだけど、おすすめはないかな?

今回はこんな疑問に答えるため、ヴィエンヌのおすすめ観光地をまとめています。

フランス第二の街、リヨンから電車で僅か20分ほどで行ける、ローマ遺跡が多数存在する街ヴィエンヌ。

大都市リヨンに比べると小さな街ですが、その遺跡と雰囲気はリヨンよりもすごいかもしれません。

今回はこんなリヨンの近くにありながらも、数多くのローマ遺跡を持つヴィエンヌにある、ぜひ足を運びたい観光名所を9か所紹介します!

1.サン=モーリス大聖堂

ヴィエンヌの中心部に位置する大聖堂。ローヌ川を拝むように位置しています。

その特徴はやはり細かな装飾を施してある外装。近くで見るとスゴイ迫力で思わず見上げてしまうほどです。

これに対し内装はとてもシンプルです。静かで落ち着いた空間が広がっています。

  • 名称:Cathédrale Saint-Maurice
  • 住所:Place Saint-Maurice, 38200 Vienne, France
  • 地図:こちら(GoogleMap)
  • アクセス:ヴィエンヌSNCF駅より徒歩5分
  • 料金:無料

2.アウグストゥス・リヴィア神殿

まさにローマ遺跡の街!と思わせてくれるのがこのアウグストゥス・リヴィア神殿。リヨン周辺で一番でかいローマ神殿です。

まさに街の中心部に位置し、街歩きしていると突然目の前に現れます。

近くにはカフェやレストランもあるので、ここでゆっくり休憩しながら雰囲気を楽しめる場所になっています。

  • 名称:Temple d’Auguste et de Livie
  • 住所:Place du Palais Charles de Gaulle, 38200 Vienne, France
  • 地図:こちら(GoogleMap)
  • アクセス:ヴィエンヌSNCF駅より徒歩7分
  • 料金:無料

3.ローマ劇場跡

ヴィエンヌのローマ遺跡後

隣の大都市、リヨンのローマ劇場よりも立派なローマ劇場がこの街ヴィエンヌにはあります。

リヨンだけではなく他のローマ劇場とも比べてもこのヴィエンヌのローマ劇場は規模の大きい方。

ヴィエンヌのローマ劇場跡

夏に行われるヴィエンヌのジャズフェスティバルでは13000人を収容できるコンサートホールにもなります。

ジャズだけではなく、ヴィエンヌを一望できるポイントでもあります!

  • 名称:The Roman Theater
  • 住所:7 Rue du Cirque, 38200 Vienne
  • 公式HP:こちら(フランス語)
  • 開館時間(冬):9時30分~12時30分、14時~17時(11月2日~3月31日、土日は13時30分から)
  • 開館時間(夏):9時30分~13時、14時~18時(4月1日~10月31日)
  • 閉館日:月曜日、1/1、5/1、11/1、11/1、12/25
  • チケット:3ユーロ(学生2ユーロ)
  • ヴィエンヌミュージアムパス:可(8ユーロ、もしくは6ユーロ)

4.シャレット・ノートルダム教会

3.のローマ劇場跡の上にある教会のシャレット・ノートルダム教会。

ヴィエンヌのローマ劇場跡の上の教会

ローマ劇場から直接行くことはできませんが、徒歩8分ほどで行くことができます。

ローマ劇場よりも高いため、まさにヴィエンヌを一望できるスポットです。

ヴィエンヌは大きな街ではないものの雰囲気がローマ帝国時代の面影を残しているためヨーロッパ感を十二分に味わえる場所です。

  • 名称:Chapelle Notre Dame de la Salette
  • 住所:24 Rue Pipet, 38200 Vienne, France
  • 地図:こちら(GoogleMap)
  • アクセス:ヴィエンヌSNCF駅より徒歩20分
  • 料金:無料

5.サン・ピエール教会 考古学博物館

サン・ピエール教会博物館の外装

サン・ピエール教会 考古学博物館はサンピエールというヴィエンヌの教会をそのまま考古学博物館として使用している博物館。

発掘品をそのままそこで展示しました!というような雰囲気のある博物館です。暗めの証明が雰囲気を倍増させています。

サン・ピエール教会博物館の内装

ヴィエンヌの他の博物館に比べると建物が実際の建物であるということで、他にない雰囲気の中、ゆっくり見学できる博物館になっています。

  • 名称:MUSÉE ARCHÉOLOGIQUE SAINT-PIERRE
  • 住所:Place St-Pierre, 38200 Vienne
  • 公式HP:こちら(フランス語)
  • 開館時間(冬):9時30分~12時30分、14時~17時(11月2日~3月31日、土日は13時30分から)
  • 開館時間(夏):9時30分~13時、14時~18時(4月1日~10月31日)
  • 閉館日:月曜日、1/1、12/24、25、31
  • チケット:3ユーロ
  • ヴィエンヌミュージアムパス:可(8ユーロ、もしくは6ユーロ)

6.ガロ・ローマ博物館

ガロ・ローマ博物館の正面

ヴィエンヌで一番でかい博物館でローマ時代の展示物の所蔵量もかなり多い博物館です。

無料の音声ガイド(日本語はナシ)を借りることができるので、かなり詳しくローマ時代の様子を知ることができます。

ガロ・ローマ博物館の内装

モザイク画をたくさん見ることができるのがこの博物館の大きな特徴の1つですが、実際のローマ時代の街の遺跡を歩けるのが最大の特徴です。

ガロ・ローマ博物館の外側

広大な博物館なのでゆっくり休憩しながら音声を聞いて回るのがオススメです。

  • 名称:Museum and site of Saint-Romain-en-Gal Vienne
  • 住所:Route Départementale 386, 69560 Saint-Romain-en-Gal, France
  • 公式HP:こちら(フランス語)
  • 開館時間:10時~18時(11月~2月は17時まで)
  • 閉館日:月曜日、1/1、5/1、11/1、11/1、12/25
  • チケット:6ユーロ(学生3ユーロ)
  • ヴィエンヌミュージアムパス:可(8ユーロ、もしくは6ユーロ)

7.ヴィエンヌ博物館のオケアノス特別展

モザイク画をたくさん見ることができるヴィエンヌで、7mにも及ぶモザイク画も見学することができます。

ほぼ完ぺきにそろっているオケアノスのモザイクは数少ないので貴重な展示です。

このオアケノスのモザイクは他のモザイクとは違い、モノクロで表現されながらも力強く表現されているのが大きな特徴です。

  • 名称: OCÉAN. RETOUR D’UN TITAN
  • 住所:1 Place du Jeux de Paume, 38200 Vienne, Franceの近く
  • 公式HP:こちら(フランス語)
  • 開館時間:10時~18時(11月~2月は17時まで)
  • 閉館日:月曜日、1/1、5/1、11/1、11/1、12/25
  • チケット:6ユーロ(学生3.8ユーロ)
  • ヴィエンヌミュージアムパス:可(8ユーロ、もしくは6ユーロ)

8.Musée des beaux-arts et d’archéologie

この博物館はヴィエンヌの考古学の展示やヴィエンヌやヴィエンヌに関連する人物画が見ることができる博物館です。

古いものは2万年前から始まるこの博物館。化石や石の矢じり(石鏃)までも展示されています。

考古学に関するものが中心となっていますが絵画も多く、風景画はぜひ見てほしいところです。

  • 名称: Musée des beaux-arts et d’archéologie
  • 住所:Place de Miremont, 38200 Vienne, France
  • 公式HP:こちら(フランス語)
  • 開館時間:9時半~1時,2時~6時
  • 閉館日:月曜日、1/1、5/1、11/1、11/1、12/25
  • チケット:3ユーロ(学生2ユーロ)
  • ヴィエンヌミュージアムパス:可(8ユーロ、もしくは6ユーロ)

9.ラ・ピラミッド/ La Pyramide

ヴィエンヌの街に突然現れるラ・ピラミッド。ここだけこのように不思議な空間が広がっています。

またこの隣には、ヴィエンヌでも有名で人気な三ツ星レストラン「ラ・ピラミッド」があります。

ぜひランチやディナーで訪れてみてください!

レストラン「ラ・ピラミッド」

  • 名称:La Pyramide
  • 住所:20-22 Rond-Point de la Pyramide, 38200 Vienne, France
  • 地図:こちら(GoogleMap)
  • アクセス:ヴィエンヌSNCF駅より徒歩10分
  • 料金:無料

最後に

リヨン近郊のローマ遺跡の街、ヴィエンヌにある観光地の中で訪れてみたいスポットを9か所紹介しました!

リヨンから日帰りも可能なヴィエンヌは街歩きだけでも十分に楽しめる街ですが、博物館もオススメです!

ヴィエンヌの博物館、美術館6つを見学できるチケットが8ユーロで購入することができるので、ぜひこちらと合わせてヴィエンヌの観光をしてみてください!

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kitokito
京都在住のkitokitoです。フランスのリヨン、ストラスブール、またドイツのフライブルクの在住歴あり。地理ネタや旅、写真が大好きで、ヨーロッパや京都でよく写真を取りに出かけています。 かもは食べてしまいたいほど愛しているので、当ブログには頻繁に出演してもらっています。笑
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