ヨーロッパ旅行に行くけど、どこでチケットを予約したらいいのかわからないな。各サイトのメリット、デメリットが知りたい!
今回は、こんなヨーロッパ旅行に関する疑問を解決するために、フランスのリヨン在住の筆者による検索サイトのメリット・デメリットを紹介です。
ヨーロッパと一概に言っても、フランス、ドイツ、イギリス、スペイン…と各国の鉄道があったり、国際的な列車、バス、飛行機があったりして結構ややこしいのが現状です。
そこで、今回はそんな違いをも克服してくれる検索サイトを複数紹介し、メリット・デメリットも紹介することで、目的に合わせたサイトが見つかるはずです!
それでは、ヨーロッパ旅行に便利な検索サイトのメリット・デメリットの紹介です。
ヨーロッパで鉄道・バス・飛行機を予約する際のポイント
ヨーロッパは言わずもがな各交通手段が発達しており、予算、目的に応じて交通手段を選ぶことができる地域です。それゆえ、種類が多くなり、どうすればよいのかわからなくなってしまうので、まずはヨーロッパで鉄道・バス・飛行機を予約する際のポイントを紹介です。
ヨーロッパで鉄道・バス・飛行機を予約する際のポイントは以下です。
- 予約する際に使用する言語
- 日本語でのサポートの有無
- 価格
それでは以上を触れていきます。
予約する際に使用する言語
ヨーロッパではEUだけでも27カ国が加盟し、それぞれの国で言語が異なります。各サイトではもちろん英語が使えますが、予約確認メールが現地の言葉だったりすることが多いのが現状です。また駅名も現地の言葉だと、そもそも読めないよ!ということも。
そのため、言語が不安な場合は、後ほどメリット・デメリットを紹介するOmioという鉄道・バス・飛行機を比較検索し予約できるサイトや、日本語のヘルプが充実しているGuide to Europeを利用することによって、日本語で予約をすることが可能になります。
日本語でのサポートの有無
ヨーロッパでは日本と違い、電車の遅延が多く、突然キャンセルされるということもしばしばあります。特にフランスで運行されているフランス国鉄のTGVにおいては遅延していない方が珍しいです。(半分冗談です)
そのため、ヨーロッパ旅行初心者の場合は勝手がわからないので、日本語でのサポートがある方が確実に旅行することができます。飛行機やバスで予定が大きく変更することはあまりありませんが、鉄道を利用する際は気をつけておきたいところです。
そのため、そのあたりが気になる場合は、日本語状況をリアルタイムで確認できるOmioがおすすめになります。
価格
価格面は、当然と言えば当然ですが、運行会社での予約が最安となることが多くなります。ただし、各運営会社を調べる際は比較サイトを利用するしかなくなりため、そういった一括での検索はOmioが最適となります。
鉄道の予約は、現地の言葉で予約するのが最安になり、日本語での予約は若干の手数料が必要です。ただしOmioの手数料は1〜3ユーロ程度と良心的となっており、日本語で予約を確実に行うかどうかという点となってきます。
鉄道・バス・飛行機を予約できるサイト比較
昔はレイルヨーロッパというサイトをおすすめしていたのですが、コロナ禍でいつの間にか日本語対応がなくてってしまいました…。そのためOmioをおすすめしている状況です。またレンタカーや飛行機はGuide to Europeというサイトがおすすめです。
【鉄道・バス・飛行機】予約は日本語で、管理も楽々のOmio
ヨーロッパの鉄道・バス・飛行機を全て検索できるOmioは旧GoEuroと知られていたサービスです。最近Omioは日本語での検索にも対応し、日本人にとってより利用しやすいサービスとなってきています。
メリット
- 鉄道・バス・飛行機が一括検索できる
Omioは鉄道・バス・飛行機の一括検索が可能です。そのため、他の交通手段の費用も知ることができるので、予算に合わせた交通手段の選択が簡単になります。
このサービスはOmioの一番大きな特徴なので、とりあえずOmioで検索して、各交通手段の比較をしてみるというのもおすすめです。
- 日本語での検索・予約が可能
Omioでは日本語での検索・予約に対応しています。現地の言葉で目的地を入力しないでよいということはかなり便利です。
- Omioだけでチケットの管理が可能
Omioと提携している交通会社の予約を行うと、なんとチケットの管理がOmioだけで完結してしまいます。
そのため、いろんなサイトに館員登録をする必要や、メールでのチケット管理の手間が省けてしまうという大きなメリットがあります!
大手の交通会社の多くはOmioと提携しているので、鉄道に関しては、ほぼOmioだけで完結します。
デメリット
- 手数料が少額あり
各交通手段の一括検索や、日本語のサポート、Omioでのチケット管理ができる点もあり、その分の手数料が若干かかります。
といってもOmioの手数料は1ユーロから高くても3ユーロほどと、レイルヨーロッパに比べると良心的な手数料の設定となっています。この手数料なら大丈夫な範囲です。
- 飛行機の検索がまだ弱め
Omioは提携している航空会社がまだ少なく、少し弱いイメージがあります。
正直、移動手段が飛行機と決めている場合は、Guide to Europeで検索した方が安い傾向にあります。検索結果で航空会社の直営サイトも表示するので、やっぱり最安を検索できます。
各運行会社直営サイト
メリット
- 価格が最安な場合が多い
直営サイトでは、各価格が最安に設定されていることが多いです。そのため、どうしても価格を最安に抑えたい場合は、各直営サイトで予約することがおすすめです。
飛行機に関しては、Guide to Europeでの検索で、最安が検索できます。
デメリット
- 検索が現地の言語、もしくは英語
各直営サイトで予約する際は、どうしても現地の言語、もしくは英語での予約が必須になります。
予約確認メールが現地の言葉で送信されてくることもあるので、その点を確実に避けたい場合はOmioの利用がおすすめです。
- 検索できる範囲が狭く、管理がめんどくさい
ヨーロッパで統一の予約サイトがOmio以外にないため、どうしても会員登録が増えたり、アプリが増えたり、メールでの管理だったりと、何かと管理がめんどくさくなります。
最近はアプリをダウンロードしてそこで管理する会社も多いですが、移動が多い場合は管理するアプリの数も増えるので、結構手間です。
まとめ
今回は、ヨーロッパを旅行する際の検索サイトのメリット・デメリットの比較を行いました。各サイトのメリット・デメリットのまとめたものは以下です。
予約サイト | メリット | デメリット |
---|---|---|
Omio | 鉄道・バス・飛行機が一括検索できる 日本語での検索・予約が可能 Omioだけでチケットの管理が可能 | 手数料が少額あり 飛行機はまた弱め →Guide to Europe |
Guide to Europe | 日本語での検索が可能 飛行機やレンタカー、ホテルに強い | 鉄道は対応していない |
ヨーロッパの交通手段は多種多様で、目的や予算に応じてかなり変化します。時間とも相談しながら、ぜひ楽しいヨーロッパ旅行にしてくださいね\( ・ω・)/