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【スロバキア】ひっくり返したテーブル!?ブラチスラバ城の行き方・見どころ・料金まとめ

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かもさん

ブラチスラバにあるブラチスラバ城の見どころや行き方を知りたいな♫

今回は、こんな疑問を解決しつつ、ブラチスラバ城をもっと知ることができるように書いています。

オーストリアのお隣の国、スロバキアにあるブラチスラバ城。見た目から「ひっくり返ったテーブル」と愛称を持つお城です。

このブラチスラバ城は内装、外見ともにかなり新しく、綺麗なのが特徴です。しかし、スロバキアとその周辺国の歴史を見ると、ブラチスラバ城の歴史は、けっして浅くないということがわかります。

今回は、そんなことも踏まえつつ、ブラチスラバ城についてまとめていきます。

ブラチスラバ城への行き方・チケット料金など

ブラチスラバ城の入り口

開館時間

  • 休館日:月曜日
  • 冬(11月~3月):9時~17時(入館は16時まで)
  • 夏(4月~10月):10時~18時(入館は17時まで)

アクセス

バスの場合は203、207またはN47に乗車後、Zamockaで下車。

聖マルティン教会

徒歩の場合はブラチスラバ城にある聖マルティン教会付近より徒歩20分ほどで行くことができます。聖マルティン教会はこの塔が特徴的なのですぐにわかると思います!

バスの路線は意外と便利ではないことや、お城までの道が綺麗ということで徒歩で行くことがオススメです。

チケット売り場とチケット料金

チケット売り場はこちらの右側の建物です。

ブラチスラバ城のチケット売り場

うーんわかりにくい!看板が小さい。

入っていいか迷ったくらいにチケット売り場感がありませんが、中はふつうのチケット売り場になっていました。

ブラチスラバ城のチケット
大人10ユーロ
シニア・学生4ユーロ
家族(大人1人、子供2人まで)12ユーロ
家族(大人2人、子供3人まで)20ユーロ
年間チケット23ユーロ

ブラチスラバカードを持っている場合は、なんと無料。ブラチスラバカードについてはこちら

また6歳以下も無料です。

オーディオガイドについて

用意されていないようです。

館内マップについて

見た感じ置いてありませんでした。館内は2時間ほどで見ることができますが、何度かどこにいるのかわからなくなりました。

あるとしたらチケット売り場ですので必要な方はチケット売り場を見てみてください。

ブラチスラバ城のかんたんな歴史

ここでは、事前に知っておくとブラチスラバ城をより楽しめる、かんたんな歴史を紹介します。

ブラチスラバ城の歴史はさかのぼると、紀元前のケルト人によって砦が建てられたことまで、さかのぼることができます。

907年にザルツブルクの年表にバイエルンとハンガリー人との闘いに関する記述でこの地が出てきました。

現在、城が佇む丘では石器時代終盤頃、最も人口密度が高かったようです。そしてそこに住んでいたケルト人によって「オピダム」と呼ばれる要塞集落を築きました。

4世紀にわたり、ローマ帝国の国境であった「リメス」がこの地域にありました。そしてモラヴィア王国時代、スラブ人がこの地に要塞を建てていました。

モラヴィア王国はこの地と現在のチェコの東半分に存在していた王国です。現在はモラヴィアは地方の名前としてチェコに存在し名を現在に残しています。ちなみにドイツ語であると「メーレン」と呼ばれます。

10世紀に当時中欧最強であった絶頂期のハンガリーの一部となり、国家の不可欠な場所となりました。石の宮殿と教会とその章は11世紀に城の丘に建てられました。

Bratislava公式ページより引用

この時代のハンガリーの領域は聖イシュトヴァーンの王冠の地と呼ばれ不可欠な位置を占めていたそうです。

15世紀にはルクセンブルク家のジギスムントの治世によって、城は反フサイトの要塞とし、ゴシック様式で建てられました。

Bratislava公式ページより引用

ルクセンブルク家は中世の貴族で、現在のルクセンブルク市発祥です。しかし現在のナッサウ=ヴァイルブルク家(ルクセンブルク家)とは直接的なつながりはなく、婚姻関係によってつながっている家系です。

ジギスムントの門

この時期に東側にできた城への入口がジギスムントの門です。残念ながらジギスムントは男子がなく、領土はハプスブルク家が獲得しました。

その後16世紀にはルネサンス様式、17世紀にはバロック様式で再建されました。

そしてマリア・テレジアの治世において様々な美術品があつめられれましたが、現在その美術品はウィーンのアルベルティーナ美術館にあります。

一度、火災にあったため現在の建物は1945年より再建されたものになります。2008年には5年を要する総合的な修復プロジェクトが開始され、今の白い壁面が誕生しました。

白い壁面が目立つブラチスラバ城

以前は茶色い壁面だったようですが今は本当に真っ白です。

そして現在は一部が歴史博物館として使われています。

写真でみるブラチスラバ城

外観・坂道

テーブルがひっくり返ったように見えるブラチスラバ城

ドナウ川からみたブラチスラバ城です。ドナウ川から見るときれいに全体を見渡せました。たしかに、見た目がひっくり返ったテーブルになってます。

オレンジ色の屋根が特徴的で遠くからも目立つお城になっています。

ジギスムントの門

ドナウ川の近くよりブラチスラバ城へと登るとこちらの門、ジギスムントの門に着きます。

こちらのジギスムントの門は空いていないので、左右のどちらかの道に進む必要があります。

右側の階段を昇ればブラチスラバの市街を見ながらブラチスラバ城まで行けますし、左側の道を進むとスロバキアの国会議事堂を見ることができます。

雪と相性の良いブラチスラバ城

右側から入った場合、小さなトンネルをくぐり抜けてブラチスラバ城へ到着です。

前日に雪が降っていたのでブラチスラバ城の白と雪の白が見事に一致していました。

ブラチスラバ城の入り口

そしてこちらがお城の正面。チケット売り場が紛らわしいので間違えないようにしてください。笑

正面の入口はわかりやすいのでそのまま中庭を突き進み入館です。

ブラチスラバ城の1階

1階は簡単なブラチスラバ城の歴史の紹介があります。

昔の絵、写真などがあるので昔の形がわかります。こちらに載っている、昔のブラチスラバ城を描いた絵がとても綺麗でした。

赤が映えるブラチスラバ城の廊下

そこを抜けるとシンプルでありながらどこか品のある廊下と階段に出ます。上のまだ展示が続くので階段を上っていきます。

ブラチスラバ城の階段

壁に汚れが全くないので歩いてて気持ちの良い空間。人もあまりいないので堂々と真ん中を歩けます。

ブラチスラバ城の2階~

2階からは絵画、ブラチスラバの歴史、現代芸術品、レトロな展示、宗教展示があります。

ブラチスラバ城のガラス展示

こちらのガラスは絵画の展示室に併設されている芸術品の1つです。過去のガラス作品から最近のガラス作品まで幅広いガラス展示があります。

絵画の方は写真撮るの忘れていましたが、歴史をしっている方は楽しめる絵画が多かったです。

ブラチスラバ城のレトロな展示

こちらはレトロな展示品の一部です。異国にさらに異国感が加わるので不思議な感覚を覚えます。

キリスト像

そして忘れてはいけないのがクラウンタワー!

ブラチスラバ城の塔へ登ることも可能

このテーブルの脚となっている塔のうち、この写真の一番左の塔へ上ることができます。

けっこう急な塔への階段

結構急な階段を4階分ほど登らないといけませんがここから見る景色はどの方向もきれいです。

オーストリア方面のドナウ川

こちらがドナウ川とオーストリア付近方向。オーストリア国境付近は何もないようですね。

ブラチスラバ方面とドナウ川

そしてその先のドナウ川と橋です。橋にはUFOタワーという展望台があります。

ブラチスラバ市街

こちらは北側の市街地です。雪のせいなのか、全体的に白かったですが屋根の色はオレンジ色で統一されているようですね!

こちらの方角は観光地ではないのでここからじゃないと見る機会がない場所です!

ブラチスラバ市街とブラチスラバ城

そしてこちらは他の塔と市街。若干高いビルも見え都会感を感じさせられます。

また絵画の展示室より市内を一望できるポイントもありました。

窓から覗くブラチスラバ市街

教会を見るのには一番良い場所ですね。

最後に

ブラチスラバの観光では外せないこのブラチスラバ城は程よい規模なのでほかの観光地と合わせて観光することができます。

また、このブラチスラバ城からの眺めは絶景ですので是非ブラチスラバ城を訪れてみてください!

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kitokito
京都在住のkitokitoです。フランスのリヨン、ストラスブール、またドイツのフライブルクの在住歴あり。地理ネタや旅、写真が大好きで、ヨーロッパや京都でよく写真を取りに出かけています。 かもは食べてしまいたいほど愛しているので、当ブログには頻繁に出演してもらっています。笑
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