【フランス】写真で楽しむヴィエンヌのローマ劇場の見どころ・行き方まとめ

今回はリヨンから日帰りで行けるローマ時代の街、ヴィエンヌ/Vienneに数多く存在するローマ時代の遺跡の一つ、ローマ劇場跡とその上に存在するシャレット・ノートルダム教会の紹介です。

このヴィエンヌのローマ劇場はリヨンにあるローマ劇場よりも規模が大きく、７月にはジャズのフェスティバルが行われるなど、ヴィエンヌの象徴的な場所です。

またシャレット・ノートルダム教会はローマ劇場より徒歩８分くらいで行ける場所にあります。

この教会からはローマ劇場を見渡せる他、ヴィエンヌの街並みを一望できるので時間に余裕がある場合はぜひ行きたいところ。

ヴィエンヌのローマ劇場の概要

ローマ皇帝アウグストゥスの時代（紀元前１世紀）に造られたこのローマ劇場。直径は１３０メートルにもなり、最上段から見ると人は豆粒のように見えるほど。

現在のローマ劇場は1938年に改修され、現在では7月に開催されるジャズフェスティバルの会場などにも使用されます！

※第一日曜日は無料、18歳以下は無料

アクセス

• 徒歩：ヴィエンヌSNCF駅から徒歩8分
• バス：Temple de Cybèle(2,4)で下車後、徒歩2分、Les Célestes(1,8)で下車後、徒歩1分

劇場の周辺は若干の坂道ですが坂道の麓に位置するため、徒歩でも大丈夫です。また、ほかの博物館からも十分に歩いて行ける距離にあるので街歩きを楽しみながら歩いていくことができます。

ヴィエンヌのローマ劇場の見どころ

リヨンのローマ劇場と大きく違うのが、なんといってもこの規模！リヨンだけではなく他のローマ劇場とも比べてもこのヴィエンヌのローマ劇場は規模の大きい方です。

夏に行われるヴィエンヌのジャズフェスティバルでは13000人を収容できるコンサートホールにもなります。ローマ時代はこうやってコンサートなどが行われていたのかもしれません。

リヨンのローマ劇場にはない、劇場の下をくぐるかのような通路。保存状態もよく下をくぐることもできます。

また少し急ですが…階段がいたるところにあるのでぜひ一番上まで登ってみてください。

最上階からの眺めはこちら！ローマ劇場はもちろんヴィエンヌの街並みやヴィエンヌを囲む山々を一望することができます。

この上の写真のステージはヴィエンヌのジャスフェスティバル用のステージになります！ここでジャズを聴くというのは何て優雅なひと時なんでしょうか…！

シャレット・ノートルダム教会でヴィエンヌを一望！

先に紹介したローマ劇場の上にはさらに教会とマリア像がヴィエンヌを見守るかのように佇んています。

残念ながらこちらの教会へはローマ劇場から直接行くことはできませんが、徒歩8分ほどで行くことができます！

ローマ劇場とは接しているものの、行くためには遠回りする必要があります。

途中、お墓を眺めながら坂道を登っていくと着くことができます。一応、門があったのでもしかしたら夜間は閉鎖されている可能性もあります。

教会ではなく、隣の塔にヴィエンヌの街を見守るかのようなマリア像。この教会は小さいですが、シンプルできれいな教会です。

さて、ここで一番のオススメポイントはヴィエンヌを一望できること！ここでお昼ご飯を食べて休憩するのもよさそうです。

ヴィエンヌの南側。このローヌ川が流れているあたりは、ローマ帝国時代には港のような機能を持っている施設が存在し、船でワインを運んでいたりしたそうです！

ヴィエンヌの街とヴィエンヌの北側。街並みはリヨンを思いだすような雰囲気を少し持っています。特徴的な屋根の色はリヨンとほぼ同じ色をしています。

また北側には廃城もあり、異国感がとても良いです！

大きな町ではないものの雰囲気がローマ帝国時代の面影を残しているためヨーロッパ感を十二分に味わえる場所です。

最後に

今回はローマ劇場とその上にあるシャレット・ノートルダム教会の紹介でした！

ローマ劇場はカメラの画面にも入りきらないくらい多き劇場でこれまでにローマ劇場を数々訪れた方にもオススメな劇場です！

劇場の最上階からもちろんヴィエンヌの景色を一望することはできますが、お時間のある方はぜひその上のシャレット・ノートルダム教会にも訪れてみてください！ここから一望するヴィエンヌが一番きれいです！

またヴィエンヌでは7月にヴィエンヌ・ジャズフェスティバルが開催されます！このローマ劇場でもジャズのフェスティバルが行われるので、この時期に旅行する方はぜひジャズフェスティバルにも訪れてみてください。