ヨーロッパで交通費を浮かせるためにFlixbusっていうバスに乗りたいんだけどどうしたらいいんだろう…?
今回は、こんな疑問に答えるため、Flixbusの乗り方・予約方法のまとめです。
ヨーロッパは特に我々アジア圏からすると異文化で魅力的な街が多い地域。周遊をしたくなるのですが…、さすが先進的なヨーロッパ、一般的な交通費は日本とは変わらないことが多いです。
しかし!陸続きであるヨーロッパだからこそ利用できる長距離バスがあります!今回はこの長距離バスの中でも特にメジャーであるフリックスバス/Flixbusについてのまとめをお届けです。
フリックスバスとは
フリックスバスはドイツの長距離格安バスです。緑の車体が特徴的で街で見かけるとフリックスバスとすぐわかるほど。実際かなり目立ちます。
ドイツを中心にヨーロッパを広くカバーするバス会社で、このフリックスバスだけで大部分の主要都市に行くことができます。
主要バス会社の中でも比較的安い値段で提供していることもあり利用客も多いバス会社です。
フリックスバスの公式アプリ
アプリをリリースしているためスマホで簡単に予約ができたり、バス停の場所の確認もできます。
こちらのアプリでは乗る際に必要なQRコードを直接読み込むことができます。簡単に確認できるためオススメです!
フリックスバスのカバー地域
こちらから地図を見ることができます。
西はポルトガル、東はウクライナまで。北は北欧、南はイタリア、スペインまでの広範囲をカバーしています。時間に余裕があるならこのバスだけでヨーロッパ周遊できるといっても過言ではないレベルのカバー率。
フリックスバスのサービス
- フリーWi-Fiあり
新しいWi-Fiと古いWi-Fiがありますが通信容量付きでWi-Fiが利用できます。通信容量制限は割とすぐに迎えてしまうので少しずつ使うのがオススメ!
- コンセントあり
USBプラグであったりコンセント(椅子の下)にあったりし充電はできます。
- トイレ
後ろの出入り口に狭いですがトイレがあります。鍵が閉まっている場合は運転手さんが鍵を持っているので貸してもらいましょう。
- 大きな預入荷物
80 x 50 x 30 cm で20kgまでなら1つは無料で入れることができます。追加は2ユーロでチケット購入時にできます。
荷物の出し入れは乗客自身が行います。間違えたり故意に取られる可能性は否めないので預入荷物には貴重品は入れないようにしてください!
紛失した場合の対応は3週間ほどかかるそうです。
フリックスバスの予約方法
今回はスマートフォンのアプリで予約する設定で説明します。PCにおいてもほとんど同じ手順で予約することができます。
出発地と目的地、また日時を入力することで検索ができます。小さい街であっても乗り換えも考えて検索してくれるため、とりあえず検索するのがオススメです。
今回はパリーリヨンで検索しています。
このように大都市になるとバス停の選択肢が多くなっています。しかし基本的には最初に選択されているバス停が便利で大きいバス停になっています。
特に希望がなければそのままで便の選択に進んでください!
カートに追加できたらNextより確認ができます。
間違えてカートに追加した場合はここでも取り消しを選択できます。
またバウチャーコードをもっている場合、ここで入力するとその分割引が適応されます。
支払いはカードの他、PayPalなどでもできます。JCBは利用できないので気を付けてください。
あとは同意をタップして決済です。
購入できた場合、このアプリ内でチケットが確認でき、確認メールも届きます。
フリックスバスの乗り方
指定されたバス停に15分前までには到着しておきたいところです。定時には出発するのでLostには気を付けてください。
始発である場合は20分前には到着していることが多いのですぐに乗り込むことができます。
また預入荷物がある場合は自分でトランクに出し入れをします。QRコードを読み込んでもらう前後どちらでも大丈夫ですが、貴重品だけは入れないようにしてください!
乗る際にはバスの運転手側の出入り口でアプリやコピー、もしくはPDF、アップルウォレットなどのQRコードが必要です。
アプリであれば上をタップすることによってQRコードが読み込まれます。
このQRコードを運転手に読み込んでもらうだけでOK!
パリなどではバスが多いのでバスの番号を覚えておくと間違えません。ここでは719番です。
バスの中では特にアナウンスはないため、途中で降りる場合は到着予定時間とスマホで位置を確認するのがオススメです。
終点まで行く場合は寝ていてもOK!ただし、荷物の管理には気を付けてください。
フリックスバスのキャンセル/変更
フリックスバスでは出発15分前までであればキャンセル/変更することができます。
キャンセル/変更をする場合以下の2つが必要です。
- 予約番号(QRコードの下などにある10桁ほどの番号)
- 登録した名前、もしくはメールアドレス
この2つだけで簡単にキャンセル/変更ができるので予定が変更になった場合は簡単に対応することができます。
キャンセルした場合はバウチャーとして返金されます。次の予約時にバウチャーを使うとその分割引されます。
このバウチャー券の有効期限は1年です。1年以内に使わない場合は譲ったり売ったりするのがオススメです。
バウチャーは番号が記載されたPDFがメールで送られてくるので、特定の住所などは必要なく、すべてネットで完結します。
最後に
鉄道ではかなり高くなってしまう区間であってもほとんどが半額以下で移動できてしまうのがこのFlixbusの魅力です。
もちろんその分移動時間が長くなってしまいがちですが、ゆっくり旅をしたい場合や少しでも交通費を浮かせたい場合はぜひこちらのフリックスバスを利用してみてください!